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    同人活動、お絵描き、フリーゲーム製作blog

    Floating Away


    1993年にYMOが再生したときリリースされた「テクノドン」という
    アルバムの3曲目「Floating Away」。久々に聴いたんで紹介。
    この曲昔から大好きなんですが、なんといっても詩が気に入っています。

    Floating Away:

    The edge of a typhoon threw rain horizontally against the glass,
    (台風の先端が差し掛かり、雨が草木を平行に打ち付けていた)
    A sizzle of lukewarm bullets.
    (ジュゥと冷めた弾丸のように)
    The city was still.
    (都市は静寂だった)
    Lights were flashing.
    (明かりは照りつけ)
    The air was very new.
    (空気はとても新鮮だった)
    I entered a tunnel and found myself in a narrow world.
    (私はトンネルに入り狭い世界の中で自分を見出した)
    Bare concrete.
    (むき出しのコンクリート)
    Empty bottles racked in plastic,
    (空の瓶が整えられて並べられていた)
    A moped against a vending machine.
    (自動販売機の裏の単車に)
    It was very curious,
    (それはとても奇妙だった)
    Like discovering a secret level of society.
    (まるで社会の隠された層を発見したかのように)
    Narrow puddles of water reflecting fluorescent light.
    (浅い水溜りが蛍光灯の明かりを反射している)
    It was an experiment in psychogeography.
    (それは心理地理学の実験だった)
    Startlingly organic.
    (驚くべき有機性)
    More complex.
    (とても複雑な)
    Broken shackle,
    You could look down,
    See the water between your toes.
    (視線を下げるとつま先の間の水が壊れた足枷のようにみえる)
    More private fantasy.
    (とても個人的な幻想)
    Psychogeography.
    (心理地理学)
    Psychogeography.
    (心理地理学)
    Psychogeography.
    (心理地理学)


    この詩はアメリカのサイバーパンクSF作家、「ウィリアム・ギブスン」がYMOに送った
    「東京旅行についての雑記」をギブスン自身が朗読した声をサンプリングして編集したものだそうです。
    心理地理学って造語がかっこいい。
    ちなみにギブスンはかつて「ニューロマンサー」を執筆していたとき、YMOの曲をずっと流していたそうです。

    自分も夏の雨の東京を訪れたとき、この詩のような雰囲気というか感覚を覚えたことがあります。
    とても込み入った雑多な街の中で、ネオンが水溜りに反射して、自動販売機がぼやっと光をはなち、空気が生暖かく、
    なんだか映画「ブレードランナー」の中にいるような気がしました。
    田舎者なんですw


    ちなみにこのアルバム、世間ではなんかあんまし評価よくないけど、
    自分が厨房のとき、再生YMOコンサートをTVで見て衝撃を受け、
    エレクトロニックミュージックに目覚めたとても思い入れのあるアルバムです。



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    1. 2012/07/25(水) 20:14:32|
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